2006年の夢の中に出てきた奇妙な単語達



2006年の日本語編

ミッキ運転(みっきうんてん)
背骨の位置をほとんど動かさず、 肩から先だけで車を運転すること。 良い悪いの問題ではなく、 単に運転スタイルの一種。 女性に多いらしい。
(2006年12月17日)
けっしゅう
住居を新築する際に、 礼拝の対象となる一本柱を家の正面に立てること。 南アジアで盛んなある宗教で良く見られる。 漢字ではどう書くのかと発言者に直接質問してみたが、 彼女は答えられなかった。 そんな単語は聞いたことがないと言って夢の中で電子辞書を引いたら、 やっぱり載っていなかった。 もしかしたらアラスハラヘリア の日本語訳なのかもしれないと一瞬思ったが、 そもそもアラスハラヘリアが何なのかわからない。
(2006年11月2日)
追記: 読者の方から、 仏教用語で「結集(けつじゅう)」というものがある、 とのメールを拝受した。 南アジアという接点もあるので、 どこかで聞いて頭の片隅に残っていたのかもしれない。
(2008年1月11日)
添えかがみ
古墳などの中に置かれている副葬品。 転じて、刺身のつま等の添え物のこと。
(2006年?月?日)
沢の照焼き(さわのてりやき)
和菓子の商標名。 餡子を付けた草餅のように見えるが、 食べると茸そっくりの味がする。 そのギャップに驚いてついつい周囲の人に配りたくなる事を見越して、 最初から土産用の大箱が用意されている。 たしかに他の人々はむしゃむしゃ食べていたが、 私は食物に興味がないので手を出さなかった。
(2006年9月27日)
秋藤(あきふじ)
良家の出身であることを示す語。 「秋藤育ちの貴公子」のように用いる。
(2006年9月23日)
カンフーヒラワ
熱帯の島に生息する黄色い小鳥。 小柄な体に似合わず、 ブルース・リーが発する奇声にそっくりな大声で鳴く。 全部片仮名表記で登場したが、 これは多分図鑑に載っている和名だからであろう。
(2006年8月29日)
田中綾丸埴(たなかあやまるは)
金魚すくい界のゴッドファーザー。 ポイの製造から金魚の養殖まで、 関連産業のすべてを牛耳っている。
(2006年8月10日)
閉山中央(へいざんちゅうおう)
廃れたバス停の名前。 この路線を経営しているのは 「納税者に合わせた運営」 がモットーの地方自治体。
(2006年8月10日)
しょろめんちょん
小形野菜の一種。 まだ巻かれたままで、 開いていない状態の若葉を食す。 長さは3センチ程で毛糸屑のように細く、 曲がりくねっていることが多い。 中国・九州地方ではポピュラーだが、 関東以北ではほとんど知られていない。
(2006年7月24日)
歴史のリンコーカイ(れきしのりんこうかい)
意味不明。 文字ではなく、 音声として聞こえた。 リンコーカイは中国人の名前のようにも聞こえるが、 同時に現れた映像に映っていたのは単なるレンコンだった。
(2006年6月19日)
オヒガイさん
姪のこと。 方言なのか、 それとも隠語なのかは不明。 なぜかわからないが、 オヒガイは常にカタカナで書き、 最後には必ず「さん」を付ける。
(2006年6月13日)
山田回路(やまだかいろ)
電子回路の一種。 全自動織機の制御操置の中枢を占める。 もちろん山田さんの発明。
(2006年5月15日)
御手粒(おてつぶ)
NHK連続テレビ小説のタイトル。 青地に銀色の筆文字で縦書き表示される。 ドラマの内容は不明。
(2006年5月3日)
ノンチャーメルズ
大阪のノンプロ野球チーム。 非常に低い勝率と、 それに見合わない人気で有名。
(2006年4月15日)
シェークスピア弁当(しぇーくすぴあべんとう)
あるコンビニチェーンにおける最低価格の弁当。 扇形に切ったハムに衣をつけて油で揚げ、 それを白飯の上に乗せてから、 細く絞り出したマヨネーズでハムレットと書いてある。 「ハムのカツレツ」をハムレツと縮め、 それとハムレットをかけているつもりらしいが、 それを言うならハムレツではなくてハムカツだろう、 と突っ込みを入れたいところ。
(2006年3月8日)
さくらスターブ
一種の甲虫の幼虫。 カミキリムシのように、 木の中を喰い荒す害虫。
(2006年3月5日)
3・5ライス(さんごーらいす)
賢い主婦の必殺技。 自分用のご飯茶椀を使わずに、 家族の誰かが食べ残した米飯とおかずで食事を済ませること。 で、最後には必ず 「あんたが残すから私が太るのよ」 と文句を言う。
(2006年2月28日)
ヒドロ黄(ひどろおう)
人工的な突然変異の結果生じた養殖貝。 一連の実験を経て何種類もの変異種が得られたが、 よりおいしくなったのはこれだけで、 他はすべてオラッジと呼ばれるくず貝となった。
(2006年2月25日)
和たかっらる(わたかっらる)
顔料に混ぜて使う安定剤。 主に画家や塗装のプロが、 発色の程度をコントロールするために用いる。 小中学生を対象とした絵画コンテント応募作品に本剤が使われていた場合、 父兄による不正な加担があったと考えてまず間違いない。
この単語は表題のとおり漢字かな交じりの文字列として現れたが、 ワタカッラルという発音には、 数日前に習ったアラビア語 yatakallama (動詞「話す」の接続形三人称男性単数) からの強い影響が見られる。
(2006年2月23日)
わもんデリーヌ(わもんでりーぬ)
日本の農家「わもん」さんが作るサンマルツァーノ種のトマト。 モッツァレラチーズとの組み合わせがとってもgood.
(2006年2月12日)

2006年の外国語編

アラスハラヘリア
けっしゅうを参照のこと。
(2006年11月2日)
プロシーダー
車体塗装方式の一。 簡単に言えば、超高級メタリック塗装のようなもの。
(2006年10月16日)
STEMULATION SIMULATION TOOL
キャスター付きの大型テレビ台。 なぜかわからないが、使用に当たっては単3電池4本が必要。
(2006年9月30日)
セブト
コーンビーフに似た肉の缶詰。 ただし原料はサーモンで、 味はかなり塩辛い。 「セ・セ・セ、セブト、セブト」とひたすら歌い続けるCMで有名。
(2006年6月22日)
ユーポラ
ヨーロッパ山中の街を縦横に流れる小さな水路のこと。 イメージ的にはフライブルクの町並みに近いが、 音の響きはゲルマンらしくない。
(2006年5月10日)
AGOLE
ソニーが自社工場用に開発した道具。 基本的にはリーマーの様に小さな穴を大きく広げる物だが、 数多くの画期的な技術が詰め込まれている。 プレス発表に際しては、 質疑応答の時間を3時間も用意した。
(2006年4月16日)
ウィルノゲッチ
あるローマ皇帝の后の名前。
(2006年3月16日)
コーザ・デ・バロ
レキップ
バリッジ
ソズキーノ
前の二つは洋菓子のデザートで、 後の二つは果物の名前。 レキップはフランス語の l'équipe(チーム)だと思われる。
(2006年3月5日)
イリレパーネ
スカンジナビア出身の女優。 それ以外は未詳。
(2006年2月25日)

2006年の文章編

「鏡の中に吸い込まれるワニ」は本当に仰向きだったのか?
ルポルタージュ記事の題名。 「」の中は映画のタイトルらしい。 たしかに最初のページには、 白い腹を上にしたワニを 大人3人が大きな鏡の前で押さえ付けている写真が載っていた。
(2006年11月20日)
We build every thing. Shower and vase, flower and kitchen.
表面に天然石を使った高級システムキッチンに記されたコピー。 デザインの一部として適当な英語を使ってみました、の見本。
(2006年10月30日)
次の般若ズボンなんかいいんじゃないかな
ウェブラジオを聞きながら仕事をしていたら、 若い男性パーソナリティーが当日のゲストに向かってこう発言していた。 聴取者参加型の一コーナー内だった模様。
(2006年8月18日)
落花生の花を落とす
相手に善かれと思って実行したことが、 とんだ有難迷惑になること。 転じて、 些細な行為が巡り巡って大きな人的災害を引き起こす場合にも用いられる。 スリランカで鉄砲水が発生したとき、 現地特派員がテレビレポートの中で使用していた。
(2006年6月15日)
バレリ・バレリリーナ、インパラ・ゼンパラ・パラダイス
洋物ポップスの歌詞。 普通のプロモーションビデオに加えて、 対話的に操作できるプロモーションソフトウェアが製作された。 操作者はプロモーションビデオのパーティー会場に入り込み、 歌の演奏が続いている限り一人称の視点であちこち移動できる。
(2006年5月15日)
じゃあ僕は、蟹ルートのLP5月で。
どこかの店内で、客がこう注文していた。 それ以外は不明。
(2006年4月16日)
前年のバルコニーについて考えている未来
意味不明。 状況も映像もなく、 この台詞だけが単独で現れた。
(2006年3月5日)
おいしいDC。 This is ファミリー30巻。
テレビコマーシャル中の男声ナレーション。 ファミリー30巻(ふぁみりーさんじゅっかん)が商品名だが、 もしかしたら「さんじっかん」と正統的に発音していたかもしれない。 DCはディーシーと片仮名読みすることで、 その前の「おいしい」と韻を踏ませていた。
(2006年2月21日)

最終更新日 : 2024年1月23日