私は、 英国式スペル、 トラジャコーヒー、 髪の短い女の子、 吉野朔実作「ジュリエットの卵」、 稲垣美晴著「フィンランド語は猫の言葉」、 メルローを使った赤ワイン、 「い・ろ・は・す」ハスカップ、 数理論理学、 狂ったように散っていく桜の木の下に立つこと、 そして、乾燥ワカメが熱湯の中で展開していく様子を観察すること、 等が好きです。
以前に比べると、音楽への興味は薄れてしまいました。 ギターやウクレレ等の楽器は今でも10台前後所有していますが、 どれももう長い間演奏していませんし、 そもそも責極的に音楽を聞く時間が激減しました。 通勤中は音楽ではなく、もっぱら外国語のオーディオ教材を聞いています。
反対に嫌いなものは、 電話、 気圧変化、 パイナップル、 祭、 手垢にまみれたシナリオで作られているので先の転開が見通せるドラマや映画、 砂糖やクリームの入ったコーヒー、 食事、 そして何と言っても 深夜ぼーっとした頭をかかえて帰宅しようと研究室を出たとき 暗い廊下の向こうから尻尾を振り振りやってくる オオアリクイ、 等です。
幸い、 上記のような場面でオオアリクイに遭遇したことはまだないのですが、 現在の勤務地の敷地内には 雉も生息している とのことですので油断はできません。